大変だからこそ、達成感がある。Kenichi Suzuki

技術職

丸電工業 工事部
鈴木 健一

2001年入社。電気工事の現場代理人として、マンションなどの建設現場で電気設備の施工管理を行う。

主任
丸電工業
鈴木 健一

2001年入社。電気工事の現場代理人として、マンションなどの建設現場で電気設備の施工管理を行う。

次の現場は一人で仕切れ。

正直に言うと、実は高校に入るまで電気関係には興味がありませんでした。進路相談で商業系にしようか工業系にしようかと迷っていたとき先生に工業系を薦められて、電気科で学びながら電気工事士の資格を取得し、学校にきていた求人広告を見て丸電工業を選びました。地元に近いことが理由の1つでしたが、それだけでなく、自分には引っ込み思案のところがあり、大きい会社ではなんだか埋没してしまいそうな気がして不安でだったからです。でも社員の顔と名前が一致するくらいの規模だったら、自分のことをちゃんと見てくれるんじゃないかと思って…。実際、丸電工業に入社して正解でした。3年間、先輩と一緒にいろいろな現場を回って先輩の手伝いを真面目に一生懸命やっていたら、ある日「なかなか頑張ってるじゃないか。次の現場は一人で仕切れ。お前なら任せられる」と言われたんです。入社後3年で現場代理人になれるなんて思ってもいませんでしたから、本当にうれしかったですね。

次の現場は一人で仕切れ。

灯りがともる瞬間、胸が熱くなる。

現場代理人の仕事は、建物の工事設計図をもとに電気設備の施工図を作成し、現場で職人さんに作業を指示するのが主な業務です。たとえば計画の段階では大量の図面や資料に囲まれながらデスクワークをこなし、工事が始まれば毎日のように現場で指示通りに作業が進捗しているか確認します。図面と違う指示を出してしまうと、後で工事のやり直しになってしまうこともあるので、職人さんとのコミュニケーションには特に気を使います。さらに工事が終わった後も竣工検査や施主への引き渡しの立ち会いなど、工期の最初から最後まで気が抜けないので、現場代理人の仕事は本当に大変なんです。でも、だからこそ大きな達成感がある。竣工した建物のすべての灯りがともる瞬間、胸が熱くなって…そんな日の夜は一人静かに祝杯をあげています。時々、ふとあの現場は今どうなっているかなと気になって、インターネットの地図アプリで検索してみると、建物の名前が地図に載っていたり、写真が見られたりします。それだけで、なんだかうれしくなってくるんです。

灯りがともる瞬間、
胸が熱くなる。

現場のスペシャリストであり続けたい。

初めて現場に立ったころに比べれば、今の自分はずいぶん成長したと思います。以前、ある現場で自分の勘違いから配電盤の位置が違いすべてやり直しになってしまうという手痛い失敗を経験したことがあるんですが、そういうことが2度と起きないようにするにはどうしたらいいか今ではわかります。それは、常に施工内容の確認を怠らないこと、そして問題に早く気づき、すぐに行動することです。その失敗以来、本当にしつこく確認するようになりましたし、現場の職人さんにも、確認するようにお願いしています。それでも先輩が検査に立ち会うと、自分とは気づくところが違うんですね。技術、経験、知識の引き出しがいっぱいあって、いつも圧倒されてしまいます。自分も先輩のようにならなければいけないと思うし、後輩にもしっかりと伝えていきたい。現場のスペシャリストであり続けるために、これからも自分を磨き続けていきます。

現場のスペシャリストで
あり続けたい。

Message

学校で電気のことは学びましたが、いざ会社に入って電気設備の現場に立つとすべてが新鮮に見えました。初めから資格を持っているに越したことはありませんが、仕事を通じて専門知識が身についてくれば資格も取りやすくなります。まずはやる気があること、それが一番です。

※所属・役職は取材当時のものです。

技術職

岳南建設
仙台支店
大堀 勉
1995年入社

技術職

中央送電工事
工事部(現 岳南建設)
小田 智志
2010年入社

技術職

岳南建設(静岡岳南)
工事部
内田 浩二
2008年入社

技術職

丸電工業
工事部
鈴木 健一
2001年入社

営業職

ジー・ネックス
ゴルフパートナー 名岐バイパス一宮店店長
森 竜太
2012年入社

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